東北電力は、安全確認のため女川原子力発電所2号機の原子炉を計画的に停止していましたが、5日朝に再起動したと発表しました。
東北電力は今年10月29日、およそ13年半ぶりに女川原発2号機の原子炉を起動し、その後、営業運転に向けた安全確認のため、先月24日から原子炉を計画的に停止させていました。

当初は4日に原子炉を再起動させる予定でしたが、冷却用の海水を流す配管内のフィルタがゴミなどで詰まっていないかを確認する作業に時間がかかり、5日午前6時に再起動しました。その後、午前9時19分に、核分裂が安定して継続する「臨界」に達したということです。

東北電力によりますと、営業運転は予定通り12月26日頃に開始するということです。