宮城県内有数のリンゴの産地、蔵王町で甘味と香りが強い黄色いリンゴ「蔵王はるか」の収穫が始まりました。
蔵王町では、12軒の農家が年間7トンの「蔵王はるか」を栽培しています。

このうち円田地区の平間弘晃さんの畑でも収穫が始まりました。皮が黄色い蔵王はるかは、甘味が強くシャキシャキとした食感が特徴で、収穫量が少なく希少価値の高いリンゴです。

平間さんは家族総出で一つつひとつ熟し具合を見ながらていねいにもぎ取っていました。今年は気温の高い日が続き完熟が1週間ほど遅れたものの、適度な雨も降り、例年より実は大きく、蜜もたっぷり入っていて、甘いということです。

生産者 平間弘晃さん:
「蔵王はるかっていうのはこういうものなんだ、おいしかったと感じてもらえれば幸い」

収穫したリンゴは、4日ほど追熟させたあと12月7日・8日に蔵王町ふるさと文化会館(ございんホール)で開かれる蔵王はるか祭で数量限定で販売されます。