色麻町など3町村にまたがる王城寺原演習場で12月からアメリカ軍による実弾射撃訓練が始まるのを前に、地元自治体との連絡調整などにあたる現地連絡本部が設置されました。

王城寺原演習場では12月1日から10日まで、沖縄駐留アメリカ軍による実弾射撃訓練が行われます。現地連絡本部はこれに合わせ東北防衛局が設置したもので職員およそ35人が24日から12月18日まで常駐し、地元自治体との連絡調整や演習場周辺の巡回、警備などにあたります。

東北防衛局現地連絡本部・佐藤彰悦本部長「米軍とも緊密に連携しつつ地域住民の安心安全の確保、関係自治体への適時的確な情報提供などに努めていきたい」

東北防衛局によりますと、訓練には海兵隊員およそ300人が参加し、車両およそ60台と155ミリりゅう弾砲6門が使用されます。演習場での沖縄駐留アメリカ軍による訓練は1997年に始まり今回で21回目となります。