砂の彫刻、サンドアートの全国大会が開かれた宮城県東松島市で、完成した作品の展示が始まり、訪れた人たちが「砂の芸術」を楽しんでいます。
東松島市の防災体験施設で開かれている展示会には、全国大会で制作されたサンドアート作品が並んでいます。

9月4日からこの施設で行われた大会には、全国から10人が参加し、審査の結果、東松島市の「地域おこし協力隊」を務めるサンドアーティストの保坂俊彦さんが優勝しました。作品のタイトルは「螺旋」。およそ6トンの砂を削りながら、頭の中で螺旋のように絡み合う思いを表現しました。

訪れた人:
「(優勝作品を)すごいなと思って見ていた。ビデオで後ろの円も撮ってみた。きれいです」
防災体験施設KIBOTCHA 西舘保宗マネージャー:
「背面にもきめ細やかなデザインがあるので、隅々見てもらえると制作者も喜ぶ」

展示されている10作品は当面の間鑑賞することができるということです。