コンテンツ制作の壁になったのは
もともと民間企業で堤防の設計などに携わっていた小野さん。子ども向け防災教育コンテンツの制作に取り組もうと、2022年、大学に転職しましたが、マインクラフト上で再現する実際の建造物のデータをどのように入手するかが壁となりました。

東北工業大学 小野桂介講師:
「最初は国土地理院で公開している5メートルや10メートルの解像度のデータを入れてみたんですけど、解像度が少し低かったという課題がありました。民間のデータを使おうとした時にはかなり高額な金額になりましたので苦労しました」

そうした中、仙台市が去年、宮城県内で初めて街並みをデジタル空間に再現した3Dモデルを公開したのです。