先発から中継ぎへ

元々千葉ロッテで先発としてプロのキャリアをスタートした酒居投手、その経験があるからこそ、わかることも。

楽天 酒居知史投手:
(先発と中継ぎは)もう全く別ものかなって僕は思います。先発の時は(登板は)1週間に1回ですし、その1回が駄目だったら1週間すごく気持ちが落ち着かないというか。僕は先発はどっちかと言えばメンタルが強くないと無理かなって、僕は弱かったので駄目だったんすけど(笑)。

中継ぎは、ダメでも次の日チャンスが巡ってくれば、そこで挽回できて、また気持ちをリセットできる機会があるっていうのがあるので。そういった意味でも違いますし、中継ぎはやっぱりそういった意味でも体力勝負なのかなと思います。1イニングの一瞬っていうのは、僕、苦じゃないというか、力が出せるんです。
もちろん毎回緊張しますけど、そこに対して本当に一瞬の出来事で終わってくれるので、自分に合ってるのかなとは思います。

先発の気持ちがわかるからこそ生まれたシーンがありました。