オープンを心待ちにしていた客がさっそく訪れました。ちなみに店名の「永左エ門(えいざえもん)」は、古民家を建てた菅原家初代当主の名前からつけたそうです。

栗原市内から訪れた客:
「文字にもそば屋ができたことで嬉しい。十割そばということで、すごく期待して来た」

訪れた人たちは菅原さんが打ったそばをおいしそうに味わっていました。提供するのは、茨城県産のそば粉を、つなぎを使わず打ったやや太めの十割そばです。
訪れた客:
「コシがあって甘くて美味しい。香りもいい」
「ちょっと寄ってみたところ。ちょうどきょうオープンということで香りも良くて歯ごたえもあって美味しい」
「ますます繁盛してほしい。活性化につながればいい」
オープン初日は用意した20食分全てが客に提供され、菅原さんは、安堵した表情を見せていました。江戸時代には、そばの産地だったと伝わる栗原市の文字地区。文字地区をそば街道にするのが菅原さんの新たな夢です。

そば処もんじ永左エ門 菅原敏元さん(65):
「皆さんに喜んでもらいやって良かった。心よい疲れ。みんなが寛げる安らげるそんな憩いの場になれば幸せ」

菅原さんが開業した「そば処もんじ永左エ門」木曜日から日曜日が営業日です。手打ちそばは、営業日の開店前に仕込むため一日限定、20食となっています。菅原さんは、将来的にはそばの栽培にも取り組み地元文字地区のそば粉を使った手打ちそばを提供していきたいと話していました。







