町の中心部に公園ができた
大吾さんが懸念する町の未来。歌津の中心部、南三陸ハマーレ歌津前は、震災から10年以上、更地の状態でした。しかし去年、町によって公園が整備されました。

龍崎孝さん:
「最近できたんですか?」
高橋美由紀さん:
「そうなんです。やっと待ち望んで去年の春、ふわふわドームっていう名前で(できました)。こどもがぴょんぴょん、とにかく跳ねるのが好きで、天気のいい日は結構ここで跳ねてますね。お母さんたちはそれを寒いって言いながら眺めている」
龍崎孝さん:
「でもね、震災からの復興っていうと、どうしても生活のことが優先になっちゃうので」
高橋美由紀さん:
「やっとそれが落ち着いてからこういうのに多分、作る余裕がまちにできたのかなっていう感じもありますよね」

二人は公園から、美由紀さんの思い出の場所へ移動しました。