今週開幕を迎えるJリーグ。J1復帰を目指し、新体制でスタートを切ったベガルタ仙台は25日の大分戦へ向け練習を行ないました。

1月半ばから始まった長いキャンプを打ち上げ、今週ホーム仙台に戻ったベガルタ。22日もあいにくの雪に見舞われスタッフ・ボランティアが雪かきを行ない練習にこぎつけました。

ベガルタは今シーズン、クラブ設立30周年の節目。新指揮官として育成年代を中心に指導歴を持つ森山佳郎監督を迎え新たな船出を切りました。厳しい寒さの中練習に臨んだ選手達ですが日焼けした顏には笑顔ものぞきます。

今年は20才前後の若い選手を中心に8人を補強し「J2優勝」「J1復帰」を念頭に土台作り。開幕を直前に控えポジショニングやミニゲームなど実戦的な内容のトレーニングに時間を費やしていました。このチームを束ねるキャプテン遠藤康は。

ベガルタ仙台 遠藤康選手:
「(サポーターの)思いをしっかり受け止めながら一年間戦っていきたい。最後にJ1昇格というものが手に入ればいいですけど、それは簡単なことではないと思うので、まずは一戦一戦しっかり戦っていきたい」

ベガルタ仙台 森山佳郎監督:
「みなさんのパッションやエネルギーというかその辺を信じてチーム一丸となっていい時も悪い時もあると思うけど、ひとかたまりになって相手に挑んでいきたい」

Jリーグの指揮は初めてとなる森山監督。その手腕に期待がかかります。ベガルタ仙台の開幕戦は25日・日曜日アウェー大分戦から始まります。