3月、試験が行われる宮城県内の公立高校入試の出願倍率が16日発表され、全日制の平均出願倍率は、過去2番目に低い1倍ちょうどでした。倍率が最も高かったのは、宮城農業・生活科の1.8倍でした。

県教育委員会によりますと、全日制の68校128学科の募集定員1万3640人に対し、出願した生徒の数は1万3609人で、出願倍率は平均でちょうど1倍でした。去年よりも0.02ポイント下がり過去2番目の低さです。

倍率が最も高かったのは宮城農業・生活科の1.8倍で、次いで泉・普通科の1.6倍、宮城工業・情報技術科の1.58倍と続きます。

仙台一高は1.51倍、仙台二高は1.16倍でした。

県高校教育課 遠藤秀樹課長:
「(宮城農業は)課題研究とかあるいは地域と連携した様々な学び等でその特色あるこう学びというものを実現できている。生徒や保護者から魅力として感じられている」

公立高校入試は3月5日に試験が行われ、合格発表は14日です。

インフルエンザや新型コロナで本試験を受験できない生徒は、3月8日の追試験か、21日の第2次募集の受験で対応します。

さらにこれらを受けられなかった生徒については、書類のみの試験が行われます。