京都大学医学部を卒業 後藤さんが受験生にエール

Q.京都大学医学部を卒業された後藤さんが受験生の皆さんに送るエールと言ったら?
「とにかく今まで勉強してきた自分に自信を持ってやっていただきたいのと、当日の注意で1つだけ言うとすれば、時間に余裕を持って行動していただいて、ギリギリになって慌てちゃうと、慌てた気持ちのままで回答用紙に向かうことになりますので。きちんと余裕をもって前の日からしっかり持ち物の準備をしておくとか、睡眠時間をしっかり確保して、いつものように起きて、いつものように朝ごはんを食べて、平常心と自信の2つを持って向かえば、まずいい結果が待っていると思います」

Q.受験生の頃の後藤さんは、どれくらいの時間で受験会場に着くなど、どんな風に準備をされていたのですか?
「当然皆さんやっていることも多いと思いますけれど、自宅から下見に行く。私の頃は共通1次試験と言いましたけれど、会場の大学までどういう電車を乗り継いで、駅からどう歩いていくかは、下見はもされてると思いますから、そした場合は、ほぼ時間がわかっているので、その時間に余裕をもって着くように行動するのが一番大事だと思います」

Q.逆に後藤さんがすごく焦ってしまったような経験は?
「やっぱり一次試験、共通の試験は、共通の会場で受けますよね。その後の試験が、もし希望された大学の場合は、ちょっとドキドキするかもしれませんけれど、そうでない場合には「あ、大学ってこんなもんだ」っていう感じで。オープンキャンパスで入っているかもしれませんけれど、実際にそこで試験を受けたり、書いたりするのは初めてかもしれないので、共通テストは大学の雰囲気を味わって、2次試験で自分の希望する大学に行って受けるのは、やはり「ここでこれから勉強するんだ」「ここに入りたい」と思うと、緊張するんだと思います。それはみんながそうなので、志望校、志望大学の受験は緊張するものだと、そういうことはもう織り込み済みで、いい緊張感を持って試験に望んでいただければと思います」

Q.そのためには下見はかなり重要?
「下見で時間の行程をしっかり把握していくことで当日の安心につながって、平常心を保ったまま、回答用紙に向かえると思います」