静岡県磐田市が生産量日本一を誇る海老芋(えびいも)の選果作業が9月20日から始まりました。

海老芋はサトイモの一種で、繊維質が少なく食感がねっとりしているのが特徴で、高級料亭などで食材として使われています。

磐田市では約100人の農家が海老芋を生産していて生産量は国内トップです。

20日午前、JAの職員らが選果場に運ばれてきた海老芋を28の等級に選別していきました。

<JA遠州中央 太田秀樹さん>
「今年の海老芋は連日の猛暑によって出来や生育も伸び悩む時期があったんですけれども、生産者の努力によりまして、いいイモができていると伺っております」

例年、初物は5キロ当たり8000円程度の値がつけられる高級食材の海老芋。

20日に選別された約700キロの海老芋は、21日、東京や関西の市場に出荷されます。