8月6日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する第105回全国高校野球選手権記念大会の組み合わせ抽選会が3日午後、大阪市内で行われ、静岡代表の浜松開誠館は大会5日目(8月10日)第1試合で、熊本代表の東海大熊本星翔と対戦することが決まりました。

創部26年目で初出場を果たした浜松開誠館の初戦の相手は、熊本代表・東海大熊本星翔、どうやら、手ごわそうな相手です。東海大熊本星翔は5年ぶり3回目の出場。エースの玉木稜真投手(3年)は最速145キロの球威ある直球が武器です。熊本大会では5試合、35イニングを投げて自責点はわずか2。防御率は驚異の0.51と存在感を見せつけました。

攻撃陣の要はプロ注目のショート・百﨑蒼生選手(3年)2年生の時に強豪・東海大相模(神奈川)から編入。高校通算39本塁打の長打力を誇ります。2023年夏の熊本大会が最初で最後の出場でしたが、1本塁打、5打点、4割近い打率を残しています。

<東海大熊本星翔・川道樹キャプテン>
「打力が売りのチームなので甲子園でもしっかり打てるようにやっていきたい。まだ甲子園での勝利がないので校歌が歌えるように頑張りたい」
<浜松開誠館・吉松礼翔キャプテン>
「小さなころから夢見た甲子園で野球ができる。対戦相手も決まってもう一度気合が入った感じ。まずは学校初の甲子園なので初勝利を目指し、甲子園優勝を目指して頑張りたい」
浜松開誠館対東海大熊本星翔は大会5日目第1試合、8月10日(木)午前8時から行われる予定です。
なお、初戦の全組み合わせは次の通りです。