「ケーキ1個は微々たるものかもしれないが…」

第2弾のハロウィンでは、静岡が誇るブランド野菜「箱根西麓三島野菜」のカボチャをふんだんに使用。さらに、第3弾は和洋折衷に挑戦しました。徳川家康が命名したとされる静岡を代表する和菓子「安倍川餅」をイメージし、きなこのムース、あんこ、求肥と和のテイストに、こちらも静岡自慢のイチゴ「紅ほっぺ」のコンフィチュールを掛け合わせました。
では、なぜスイーツにここまで力を、そして、愛情を注ぎ込むのでしょうか。古田製菓料理長はスイーツはホテルのブランド戦略の上で重要なツールの一つだと考えているからです。
「確かにケーキ1個は、ホテル内の売り上げ的には微々たるものかもしれないが、それが“ホテルの顔”へと成長した時、ホテル全体に与える影響力は計り知れない」