「必須指定種目」「選択指定種目」違いは…

サッカーや野球などの11種目は「必須指定種目」としてすべてのエリアで実施できる一方、剣道やハンドボールなどの「選択指定種目」は地域性や施設の状況を踏まえ、市と統括団体が協議して実施する種目を決めます。

また、民間企業などが任意で設置したクラブで市から認定を受けたものは「個別認定クラブ」としてエリアを限定せず活動できます。

ただし、必須指定種目以外の活動が対象です。こうした制度について市議は、これまで地域で活動してきた団体が「地域クラブ活動」として認められない可能性を指摘しました。

<自民党静岡市議団 堀努市議>
「安定した運営や安全面を考えれば一定のルールは必要です。しかし、その結果、これまで地域で培われてきた経験や専門性が生かせなくなってしまっては、本来の地域移行の趣旨にそぐわないのではないでしょうか」

<岡山卓史 総合政策局長>
「地域で活動する団体等から地域クラブ活動への参画について相談があった場合には、統括団体との情報共有やマッチングなどを支援し、それぞれの専門性や指導人材が地域クラブ活動に生かされるよう取り組んでいきます」

静岡市は今回の体制について「全国的にも前例が少ない」としたうえで、生徒や保護者の声を把握し見直しが必要と判断した場合には運営方法を柔軟に改善していくと述べました。