■大鉄と自治体が同じ方向を向けるか

静岡県川根本町の薗田靖邦町長は、「大鉄の報告から値上げまでの期間が短かったということが問題。今回は大鉄の企業努力で進めて行くものだと思う」と話しています。

川根本町としては、値上げの根拠が明確で、地元への説明をしっかりとしてくれれば、値上げ自体は大鉄の判断で進めるもので「この問題がこじれないでほしい」というのが本音です。

鉄道が無くなっては困るという思いは大井川鉄道も川根本町側も一致していて、どう存続していくのか?同じ方向を向けるかが、いま問われています。

【大井川鉄道井川線】
千頭駅(川根本町)と井川駅(静岡市葵区)を結ぶ全長25.5kmの路線。1935年に発電所建設のための資材運搬用として一部区間が開通。

当時は中部電力の専用鉄道だったが、1959年に大井川鉄道が運行を受託する形で営業運行を開始。