「みんなが知っている」という前提を捨てる
佐藤さんが考える静岡茶復興へのロードマップ。最初に考えるべきは、自分たちの立ち位置を認識することです。
<佐藤総合プロデューサー>
「『静岡茶ってみんな知っているもんだ』っていう前提で話がどうしても進んでしまう。かつ、どうしても国内向けの話になってしまう。ちょっともう1歩手前に戻って仕事をしないと」

今、若者の「お茶離れ」などから、世帯ごとのリーフ茶の消費量は右肩下がりとなっています。特に若い世代にアピールするには、最初の一歩が重要だと説明します。
<佐藤総合プロデューサー>
「何かきっかけが掴めれば。例えば、コーヒーでもすごく手間をかけて豆から挽いてドリップしてなんてことも楽しんでやる人もいるわけで。だから、うまく何かそういう価値が伝えられたら、そういうことを楽しんでくれる若者たちというのも可能性はなくはない」







