11月23日に行われたFIFAワールドカップグループリーグ、日本代表は、過去4回優勝のドイツに2-1で逆転勝利。チームの指揮を執る森保一監督は静岡県とゆかりがありました。

静岡県掛川市の理容店「カットクラブパーティー」。

<客>
「おめでとうございます」

<森保一監督のおじ 原田卓馬さん>
「ありがとうね」

日本代表の指揮官・森保一監督、実は掛川の生まれです。オーナーの原田卓馬さん(67)は森保監督のおじ。原田さんの姉が森保監督のお母さんにあたります。

<森保一監督のおじ 原田卓馬さん>
「うれしかったですね。泣きました。息子と一緒にワーワー言って、涙が出てきました、感激の」

原田さんのもとにも祝福のメッセージが届き、その数は30件を超えたそうです。

<森保一監督のおじ 原田卓馬さん>
「試合が終わって12時ちょっと前じゃんね。あれからLINEから、メールから、電話から、途中で(携帯の電源が)切れちゃった。(ドイツ戦は)結構、大胆にやったなと思って。(森保監督は)『思い切ってやるよ』『楽しんでやるよ』って言っていたのを本当に自分で実行してね。ホロっときちゃう。すごいよかった」

近くに住む森保監督のおば・宮崎英子さんも店を訪れ、喜びを分かち合いました。

<森保一監督のおば 宮崎英子さん>
「(緊張で)テレビをつけたり消したりして、信じられなくてね。小さい時から見てきてね。一人で泣いてたけど、嫁(義理の娘)さんが来てくれて、2人で抱き合って喜びました」

生まれ故郷からカタールへ。さらなる高みを目指す甥っ子に期待は高まるばかりです。

<森保一監督のおじ 原田卓馬さん>
「だけど、欲をかいちゃうね。全部勝てるんじゃないかなと思っちゃって。全部勝ってほしい」