浜松市の新たなリーダーを決める選挙に初めての出馬表明です。浜松出身で元総務省課長の中野祐介氏(52)が11月14日に会見を開き、2023年4月9日投開票の浜松市長選への立候補を正式に表明。子育て世代の環境整備など抱負を語りました。

<浜松市長選に出馬表明した中野祐介氏>
「浜松市長選挙に立候補させていただく決意を固めましたので、ご報告させていただきます」

浜松市出身の中野氏は、これまでに北海道副知事や地方創生担当大臣秘書などを歴任しました。会見の冒頭で口にしたのは、ふるさとへの思いでした。

<浜松市長選に出馬表明した中野祐介氏>
「一番多感な時期を浜松で過ごした。今の私がある礎となった。浜松に育てていてただいたと大変感謝している」

地方自治体での経験が豊富な中野氏、即戦力を発揮し、浜松を変えていく考えです。

<浜松市長選に出馬表明した中野祐介氏>
「まず、真っ先に取り組まなければならないのが子どもを産み育てやすい環境の整備。働きやすい環境の整備。世界との交流の活性化の環境の整備。こういったところはぜひとも取り組まなければならないと思っています」

会見に同席した自民党浜松の重鎮は、「オール浜松」で臨む必要があると口にしました。

<浜松市議会自民党浜松 柳川樹一郎市議>
「実績が十分な人格者である。いろんなところで培ってきたものが身についている 自民党ばかりではなく、公明も連合もいろいろあるが、そういった中でも支援いただきたい。“オール浜松”といえるのでは」