台風8号の被害を受けた静岡県松崎町では8月30日から、罹災証明書の申請受付が始まりました。
松崎町では、8月13日の台風8号の影響で雲見地区の太田川が氾濫し、住宅約30棟で床上・床下浸水するなど大きな被害が出ました。
町は30日、住宅の被害を受けた住民からの罹災証明の申請受付を開始しました。臨時受付会場となっている雲見区公民館には、午前9時の開始にあわせて住民たちが訪れ、職員からの説明を聞きながら申請書類に記入をしていました。
<住民>
「これからの生活に不安を抱えているので、役場と連絡を取りながら保険をうまく使ったりして」
「とにかく家を直さないと何をやるにもできないので、どうしても大工さんを入れたりすると2、3カ月かかると思うの」
<松崎町総務課 消防防災係 奥山貴生主事>
「この罹災証明の発行でどのくらいの被害の程度が把握できるので、それでまた生活支援の制度についてどういった手助けができるか検討の材料になります」
雲見地区の臨時会場は8月30日と9月2日ですが、松崎町役場では9月30日まで受け付けています。