雲隠れではなく、報道陣の前で説明した理由は…

Q.吉川赳さんは結局、報道陣の前に姿を現すことなくずっと雲隠れの状態が続いている中で、宮沢さんはこのように前に出てきて事情を説明している、その決意といいますか、その思いに至った理由というのは何なんでしょうか?
それは不祥事を起こした以上は説明しなければいけません。特に今回は公職を辞職したわけですから、それは地元の皆さんにも、国民の皆さんにも、大きな影響を与えますので、きちんと謝罪をし、説明するというのは責務だと思っております。だから本当に、本当に不祥事でお恥ずかしい限りですけど、これは出てこなくちゃいけないと思ったところです。
Q.改めて3区の応援してくれた皆さん、それから東海ブロックの皆さんに何か言葉ありますか?
本当に応援してくださった皆さんには改めて、改めてお詫びを申し上げます。といいますよりも、(磐田市の)市議会議員になるときから応援してくださった方も、地元にはいらっしゃいますので、その人も含め、全ての支援者の皆さん、有権者の皆さん、そして全国の国民の皆さんに改めてお詫びを申し上げます。

Q.「欲」という言葉をすごい使われてたんですけど、今後、欲は抑えられそうですか?
そこが反省のところでして、欲を抑えるのではなく、欲が出てしまう生活スタイルだったかもしれないんですよ。休みを取らずに、もうずっと働き続けるというやり方をとっておりまして、それがこういう結果になったといま、反省をしてます。ですからきちんと自分を管理して、そういった欲が出ないような生活スタイルに改めていく。この数日間で蟄居の身の中でいろいろ考える中で、一番の反省点はそこだなというふうに思いました。欲を抑えるというのは、実は難しいです。欲が出ない生活を欲が出ない自分にどう切り替えていくかというのが大事なんだなというふうに気づきました。本当に申し訳ございません。

Q.不記載資金のですね、訂正は書領収書等もあったということで訂正されましたけれども、いまの領収書っていうのは、例えば飲食でもですね、POSシステムとかで男女で食べに来たとかですね、そういうこともわかるかと思うんですが、改めて、そういうものが再調査されたとしても、女性への支出というのは、この記載のお金からはなかったと?
全くありません。もうそれは絶対にありません。
Q.改めて調べられても間違いない?
間違いない、それはもう絶対間違いないです。
Q.東京で囲みに答えられたときに、議員辞職の理由については不祥事が重なったと表現されていましたが、やはり決め手となったのはこの女性問題という認識でいいものなのか?
そうですね、今回辞職した理由はこの不祥事、この不祥事でございます。不祥事が重なったと言いましたけれども、やはり不記載資金も不祥事の一つ。そして地元における交通事故も不祥事の一つ。様々なことが重なりました。分けて考える。確かにそうですけれども、重なったのもまた事実でございます。ですから、そこのところはちょっと論理的に説明できませんけれども、気持ちとして受け取っていただけるとありがたいなと思います。
Q.きょう改めて、地元の方からは、不記載のときにしっかり話をしてくれたんだっていう声も中には取材していて聞こえたんですが、今回こういう形でまた地元の声を裏切る形になってしまったと思いますが?
本当に地元の皆さんには、謝っても謝りきれる問題ではございません。その点については、もう重ねて重ねてお詫びを申し上げるところでございます。