2023年に開かれた和田さんの事故の控訴審。

東京高裁は、男性がコンビニへ行っていた時間や距離が短かったなどとして、地裁の判決を破棄し、逆転の無罪を言い渡しました。


和田真理さん:
「こんな国に産んでごめんねとしか言えない」

司法に絶望する和田さんの言葉。
およそ20年前に白倉さんの口から発せられた言葉と重なります。


白倉さん:
「子どもを奪われる、殺された死んでしまったって、それを受け止めるだけで地獄のように呼吸するのも苦しい中、真実を求めて活動をなぜ親がしなければいけないのか。親がなぜ子どもが亡くなる瞬間の検証をしなければいけないのか。それがいまだに続いている」

和田さんと白倉さん2人の言葉は司法関係者にどう響くのか。

和田さんの裁判は検察が上告していて最高裁判所の判断が待たれます。