長野県軽井沢町で起きたスキーツアーのバス事故から15日で8年となり、遺族などが現場の慰霊碑を訪れています。


軽井沢町の国道18号・碓氷(うすい)バイパスの事故現場を訪れたのは、遺族会の代表で当時19歳の次男を亡くした田原義則(たはらよしのり)さんです。

田原さんは慰霊碑に手をあわせ、事故を風化させないと誓いました。

事故は2016年1月15日、都内から県内に向かっていたスキーツアーの大型バスが道路脇のがけ下に転落。


大学生13人と運転手2人のあわせて15人が死亡しました。

長野地裁は2023年、事故を防ぐための注意義務を怠ったなどとしてバスの運行会社の社長と当時の運行管理者に実刑判決を言い渡しましたが、両被告は控訴しています。