郷土の特産品を使った高校生による料理コンテストで、屋代南高校の生徒が全国一に輝きました。

20日に長野県庁を訪れたのは、千曲市の屋代南高校2年の竹内諒(たけうちりょう)さんと、小山(おやま)さくらさんです。

全国高校生クッキングコンテストは43チームが参加し、10月に調理や試食の最終審査が行われました。

全国一に輝いた料理に付けた名前が…「Ça va?(サバ)」。
フランス語で「元気?」という意味です。

「サバの水煮」と、参加者の郷土の特産を使い、幸福を呼ぶ「丼ランチ」を作るという課題に対し、2人は…

竹内諒さん:
「メインの丼はサバをサクッと揚げて、クルミのソースを一緒にのせました」
「かけ汁をかけて召し上がってもらうんですけど、私たちが仕込んだみそを使用しました」

さらにデザートの水ようかんには、千曲市のアンズを使いました。

小山さくらさん:
「アンズをスライスするのも均等に切るのが難しかったです」
宮入キャスター:
全国一の感想は ?
小山さくらさん:
「(準備から約5か月)長い間だったんですけど、がんばってこられてよかったなって思います」

屋代南高校では2024年1月には、東京の「銀座NAGANO」でアフタヌーンティーを企画していて、今後も食で信州の魅力を発信したいとしています。