10月から新型コロナ感染症の扱いが変更になりますが、長野県は引き続き、感染者数の動向に応じて重症者向けの病床を確保する方針を示しました。

県は29日、10月以降の新型コロナの対応方針を発表しました。


新型コロナ感染症については、一般医療への移行が進んでいて、県は外来や入院を含めすべての医療機関で対応するよう働きかけています。

また、感染者数の動向に応じて、症状が重い患者を受け入れる病床を、今後調整の上、県内の病院に確保する方針です。


新型コロナ感染症の医療費については、10月から治療薬の自己負担が生じるほか、入院費の公費負担も縮小されますが、県の担当者は「症状がある場合はきちんと医療機関にかかってほしい」としています。