2021年6月、練習中に右足の大腿骨を折る大けが。完治までおよそ半年かかりました。


永原悠路選手:
「怪我した当初はどうなっちゃうんだろうっていう、選手として戻れるのかという気持ち」

逆境の中、大事にしたのは治療期間の過ごし方です。

永原悠路選手:
「スケートボードのイベントの手伝いをさせてもらったりとか、スケートボードの選手だけやっていたらできないことだったので」

競技を離れたところからスケートボードを見ることで、自分を見つめ直す時間にもなり、メンタルの成長にも繋がったといいます。

大けがからの復帰後、2022年の日本選手権では最年少優勝を飾り、世界大会でも上位に食い込むなど、結果を出します。


2024年のパリオリンピックの競技出場枠は22人。

永原選手の世界ランキングは現時点で日本勢トップの15位と出場圏内につけています。

代表に選ばれれば、白馬村出身で初めての夏のオリンピック選手となるだけに、地元の期待も高まっています。

永原悠路選手:
「地元の応援は本当に違うものがあってすごくうれしいし、いつも自分のモチベーションになっていますね」

永原選手は23日に開幕したアジア大会に日本代表として出場します。

狙うは優勝。そしてパリへ!


永原悠路選手:
「いつも応援してくださっている皆さん、アジア大会で優勝できるように頑張ります。パリオリンピックにもしっかり出場できるようにけがの無いようにこれからも頑張るので応援よろしくお願いします」