25日から行われる消防技術の全国大会に県内から出場する、顔を水につけないで泳ぐ隊員を先日、ご紹介しました。
今回は違う競技で全国大会に挑む隊員に迫ります。
オレンジ色の救助服に身を包み、真剣な表情を見せる男性。
地面に置かれたロープをすばやく腰に巻きつけ向かった先には垂直に伸びる、長いはしご!
一気に駆け上がります!
塩尻消防署の矢島拓己(やじま・たくみ)隊員が挑むのは、“消防救助技術”の全国大会。

全長15メートルのはしごをいかに速く、安全に登るかを競う「はしご登はん」の部門に、県代表として出場します。
矢島拓己隊員(26):
「コンマを争う競技なので、どうやったら(タイムが)縮まるかということで毎日毎日やって…」
6月に行われた、県大会。
3度目の挑戦となった矢島さんは、各地域から選抜された精鋭たちを抑えて見事優勝を果たしました。
今は、全国大会出場経験のある先輩隊員の指導のもと、連日の猛特訓!
競技は、特殊な結び方で命綱を体に結び付けた後、はしごを登り、一番上の段を掴むまでのタイムを競います。