阿智村の特別養護老人ホームで去年3月、ショートステイを利用した女性が死亡していたことがわかり、運営する村の社会福祉協議会が検証委員会を立ち上げました。

阿智村の社会福祉協議会によりますと、死亡したのは村内の当時83歳の女性です。

阿智村社協


女性は去年3月、斜面崩落に伴う道路の通行止めのため、外出先から自宅に帰れなくなり、特別養護老人ホームのショートステイを緊急利用しましたが、2日後に死亡しました。


女性は日常的に訪問看護で、たんの吸引を受けていましたが、特養に情報が適切に共有されず、特養では、たんの吸引が行われなかったいうことです。

社協は死亡との因果関係を否定していますが、遺族との協議がまとまらなかったことから、外部の専門家を含む検証委員会を22日に設置しました。