長野市は介護保険料の徴収で合わせて148人に総額350万円余りの徴収ミスがあったと発表しました。

介護保険料の徴収ミスがあったのは2017年度からの6年間です。

ミスは年金からの天引きによる介護保険料の徴収の際に起きたもので、さかのぼって所得の変更などを反映する期限をおよそ2か月遅く設定したため、実際と異なる金額を徴収していました。


実際より多く徴収していたいわゆる過大徴収は108人・総額251万円余り、多く還付していた過大還付は40人・総額100万円余りに上り、長野市は過大徴収の人には7月末に差額の還付を行います。

一方、過大還付の人は期間が過ぎているため保険料の返還は求めないということで、長野市は「再発防止策を徹底し、信頼回復に努める」としています。