夢に向かってがんばる子どもたちを応援する「こども未来プロジェクト」。

今回はある武道に熱中する子どもたちを紹介します。

(指導員)「座ったら心は前。気持ちを決めてから始めます。礼」

上田市の道場では、子どもたちがある武道の稽古に励んでいます。

それは、合気道。

攻撃してくる相手を傷つけることなく制するための武道です。

清心館道場は小諸市を拠点に、県内に12の教室があり、3歳から中学生までのおよそ140人が稽古に励んでいます。

子どもたちが学ぶのは流派の一つ「心身統一合氣道」です。

指導員梅松隆子さん「生活の中の合気道と言っていて、皆さんの力がいざというときに発揮できるというのをやっています。生活の中、姿勢とか心の使い方が大切になってきます」

正しい姿勢から生まれる力の活かし方を、子どもたちも実践してみました。

「モットーは楽しむこと」という道場にはいつも笑顔があふれています。

(指導員梅松隆子さん)「合気道は武道と真逆のようかもしれないですけれど、優しい気持ちで接すると技が結果的にうまくいくんです」

小学5年生「みんなでやる技とかが楽しい。(目標は)黒帯になることです」