地域の景観や植生を守ろうと、高校生が菜の花に似た外来植物「ハルザキヤマガラシ」の駆除作業を飯山市で行いました。


「ハルザキヤマガラシ」は、土手や畑などで見られるアブラナ科の外来植物です。

下高井農林高校では、2年前からハルザキヤマガラシの駆除に取り組んでいて、13日は飯山高校の生徒や一般参加も含めおよそ80人が作業にあたりました。


飯山の名物である菜の花に似ていますが、花が小さめで背丈が低いのが区別するコツだということで、高校生たちはハルザキヤマガラシを見つけると根から引き抜いていました。


■下高井農林高校 生徒会長 橋澤寿尭(はしざわ・としあき)さん

「もっと多くの人に参加してもらって、さらに外来種のことを知ってもらったり、景観を守る活動を続けていければいいと思っています」


引き抜いたハルザキヤマガラシは焼却処分しますが、生徒たちは飲食店と協力し、花を食用にすることも検討しているということです。