「長野県産のできたてビールがその日のうちに東京で味わうことができる」そんな贅沢なイベントが東京駅で開かれました。
東京駅構内のカフェで8日に開かれたクラフトビールのイベント。

主催したのは、軽井沢町に本社を置くクラフトビール製造メーカーのヤッホーブルーイングです。
事前予約制で集まった人たちが飲んでいたのは…。

■参加した人
「香りもすごくいいし、口当たりも今までに味わったことないような感じ」 「普段飲む、よなよなエールとはまた別の味」
実は、このクラフトビール、午前中に長野県内の工場で充填された「できたて」なんです。

できたてビールは一体どうやって東京駅に?
佐久市にある工場での充填作業から密着しました。

■午前11時45分
■土屋記者
「タンクの中で熟成されていたクラフトビールが、今、ホースを伝って樽に充填されていきます」

■ヤッホーブルーイング醸造担当(ブルワー)中島唯(なかしま・ゆい)さん 「ろ過を通さず無濾過の状態。ろ過をすることで賞味期限がのびたり、製品として安定したものにはなるが、その分、うまみなどがない状態になるので、(無濾過は)あまり市場には出回らない」
イベントで提供されるビールは、ヤッホーブルーイングの看板商品「よなよなエール」。
本来は、ビールを熟成後、「ろ過」の行程を経て缶や樽に充填されますが、今回は「無濾過」。
そして、一番の違いは…
■ヤッホーブルーイング醸造担当(ブルワー)中島唯さん 「きょう詰めたものが当日届くというのがいつもの商品と違う」
充填してから出荷まで通常は3日ほどかかるところを、その日のうちに出荷します。

この日は、15リットルの樽3つ、およそ150杯分の、できたてビールを充填して出発。















