
村の保育園時代から堀井ういさんと仲良しの中村風歌(ふうか)さん。
風歌さんの一家も、9年前に村に移住してきました。


父の雄弥(ゆうや)さんは新聞記者や青年海外協力隊員を経て、地域おこし協力隊として村にやってきました。

今は、小川村周辺で古くから続く「西山大豆」を育てながら、村内の道の駅で大豆料理を提供する店を経営しています。

家族の朝ごはんと店の料理に使っている卵は、庭で調達。

風歌さんにとって7羽の鶏はペットです。

■中村雄弥さん「全部遊び場なので、気軽に何でもできるっていうのは子どもにとってはいい」
名古屋育ちの雄弥さんにとって、大自然を遊び場にのびのび子育てできる環境は憧れでした。


■中村さん「田舎に住むというときに不安だったのは、子どもが少ないんじゃないかと思って、子育てどうかなと思ったんですけど、来てみたら同世代の子どもが結構いて本当ににぎやかにいつも遊んでいるので、寂しいと思わない」
村の祭りや地域の活動にも、子どもと一緒に積極的に関わります。
■中村さん「地元の文化や伝統をまず大切にして、自分たち外から来た人間が新しい価値を提案して、さらなる面白さにつなげていけたら」


人口減少が進む里山で、地元の子どもと移住してきた子どもが一緒になって、村全体に活気を与えています。