長野県産のブランド鶏「信州福味鶏(ふくみどり)」の余ってしまう部位を使い、長野市など産学官が連携して新たな商品を作りました。

(レポート)「こちらが新商品、かわいらしいパッケージの中には、レバーの缶詰が入っているんです、お酒に合いそう!」

長野市で行われたお披露目会には、荻原市長や、開発に携わった企業の関係者が参加し、その味を確かめました。

長野市など産学官が連携して作った「ふくふくレバー」。

信州福味鶏を流通させる際余りやすく廃棄するしかなかったレバーとハツのフードロスを減らしたいと一年かけて開発しました。

味の種類も様々で、レバーのうま味をぎゅっと詰め込んだパテからニンニクとハーブの香りがアクセントのアヒージョ味、それに塩ネギ味など6つ。

臭みを抑えるため血抜きを念入りに行い、保存料などは使用せず一つ一つ手作業で製造しているちょっと贅沢な一品です。

(ICS―net・小池祥悟社長)「日本の食資源をいかに大切にしていくのかという文化が長野市から日本全国に広まっていくといい」

「ふくふくレバー」は、20日から東京にある県のアンテナショップ銀座NAGANOやオンラインストアで販売しています。