5期目の阿部県政の課題は…

ここからは関島記者の解説です。

信濃毎日新聞とSBCなどが9日、投票を終えた1000人余りに行った調査の結果です。

投票の際に最も重視したことは「公約・政策」が19パーセントと最多で、「リーダーシップ・改革姿勢」が続きました。

関島さん、調査も踏まえて今回はどんな選挙戦だったでしょうか?

阿部さんは、人口の減少など変化に対応するため、教育や県内の産業など「未来への投資」を進めると強調しました。

16年の県政運営の手堅さとともに改革姿勢への期待も投票につながったのではないでしょうか。

調査では「多選」についても聞いています。

投票の際に「多選」の弊害を「考慮した(37%)」とした人と「しなかった(34%)」人が拮抗しています。

グラフにはありませんが「考慮した」人の77パーセントは阿部さんに投票していて、「多選」への懸念はあっても対立候補がその受け皿になり切れなかったことがうかがえます。

5期目の阿部県政への要望を聞きました。

(連合長野・根橋美津人会長)「多くの働く皆さんが明日に不安を抱えています。特に政策の光を日が当たらないところにしっかり経済にも労働にも入れてもらうことが重要かなと」

(長野商工会議所・徳武高久専務理事)「中小企業、特に小規模事業者の経営環境が非常に中東情勢、それから円安物価高で非常に厳しい状況が続いております。引き続きまた切れ目のない支援を期待していると」

関島さん、5期目の阿部県政の課題についてはどうでしょうか。

公約をどう実現するかが問われると思います。

さまざまな分野で大きな変革を伴う内容で、阿部さん自身も10日の会見で「挑戦の5期目になる」と話し、知事にしかできない仕事に注力する考えを示しました。

人口減少に対応した「新しい社会」に道筋を付けられるのか。

注目したいと思います。