「衣装の蔵出し」とは…

御開帳で最も重要な儀式とされる「中日庭儀大法要(ちゅうにちていぎだいほうよう)」。

華やかな装束の列と、本堂前に並ぶ朱色の傘。

大勧進の貫主(かんす)をはじめ、一山(いっさん)の住職などが集まり、本堂前に建てられた高さおよそ10メートルの回向柱の前で法要を行います。

2027年の御開帳では、4月24日に大勧進の天台宗が、5月8日に大本願の浄土宗が、それぞれ執り行う予定です。

法要に関わるのは300人ほど。大勧進ではそのうち、およそ50人分の衣装や道具を管理しています。

この日は、関係者10人ほどで「衣装の蔵出し」です。

「天蓋、古いと書いてある。天蓋を新しくしたんですよ」(作業の会話)

来年の御開帳でも、そのまま使えるのか。衣装や道具を一つ一つ確認するため、広間に運び出します。

蔵の奥にあったのは、善光寺の紋「立ち葵」が書かれた長持。中には…。