2027年度いっぱいで閉校となる小諸市の小学校で、子どもたちに思い出を作ってもらおうと、地元の有志が校舎を活用した夏祭りを開きました。

小諸市の千曲小学校で開かれた夏祭りには、市内外の小学生およそ80人が参加しました。

企画したのは、地元の川辺地区の住民や学校の保護者などおよそ120人。

市内では、少子化などから千曲小を含む3つの小学校と芦原中学校を再編統合し、2028年度、新たに義務教育課学校を開く計画です。

イベントは2027年度いっぱいで閉校になる校舎で思い出をつくってもらいたいと企画されました。

5、6人ずつのグループを作った児童は、校舎全体に設けられた16のブースを巡り、様々なミッションに挑み、スタンプを集めます。

竹とんぼを何秒間飛ばせるか競うブースにいたのは、97歳の望月豊三さん。

およそ1か月かけて準備してきた竹とんぼは、手作りです。

(望月さん)「大人になっても千曲小学校でこういうことをやったということが残ればいいと思う」

(児童)「楽しかった、普段紙しかやってないから難しかった」

学校に植えられている樹齢およそ80年の桜の木で、えんぴつの形をしたキーホルダーも作ります。

ブースの運営は、登下校に児童を見守り、非行防止に取り組んでいる地域のボランティアです。

(小諸少年警察ボランティア・望月栄一会長)「このあとの利用方法もこれから考えていかないといけない、そのスタートになればという意味合いもあって企画された、一生懸命作っている姿をみるとやってよかった」

(児童)「けっこう大きくて思い出の桜なので、思い出にできて嬉しいです」

閉校まであと1年半余り、特別な夏の思い出になったようです。