飯田市で建設が進むリニア中央新幹線の風越山トンネルについて、JR東海は西側部分の工事完了が予定よりおよそ5年遅れるとの見通しを示しました。

(JR東海中央新幹線推進本部・杉浦禎信担当部長)「工事の遅れに伴って、ご負担をおかけする期間が長くなるということになり、誠に申し訳ございません」

JR東海は20日、風越山トンネルの西側にあたる「黒田工区」について飯田市内で説明会を開きました。

飯田市内で建設が進む長野県駅の西側に位置する風越山トンネルは、東西2つの工区に分けて工事が行われています。

このうち黒田工区は、3年前に作業用トンネルの掘削が始まりました。

しかし…。

「想定よりも弱い地山区間が続いておりまして、発破での掘削ができなくなり、機械による掘削へ変更している状況」

JR東海は、想定よりも地質が弱く工事に時間がかかっていると説明。

当初は2027年2月としていた工事の完了は2031年の秋ごろになり、予定より5年近く遅れる見通しとしました。

(丸山まちづくり委員会・横道優会長)「掘りやすいようになっていれば、こんなに遅れることはないけど、やっぱり地盤とかあるので、こればかりはしょうがないかなと」

工事用車両の通行など、市民生活への影響も長期化することになり出席者からは、騒音対策などを求める声があがっていました。