長年、地域のお産を支えてきた長野市にある産婦人科の病院が、2026年末での閉院を決めました。

長野市の産婦人科・吉田病院は、1955年に開設。

7年前からは、麻酔で出産の痛みを緩和する「無痛分娩」を行うなど、時代のニーズに対応しながら、地域のお産を支えてきました。

そうした中で、16日。

「院長の健康上の理由により2026年12月31日の診療をもって閉院することになりました」

県によりますと、県内の医療機関が扱う分娩数は、2022年の時点で1万3000件余りと、10年間でおよそ25パーセント減少しています。

長野市保健所によりますと、市内の出産を受け入れる医療機関は7つ。

そのうちの1つ吉田病院は年間で700件以上の分娩を扱っています。

花岡立也院長は取材に対し、「お産をするためのベッドは周辺の病院に十分に用意されている」などと、ほかの医療機関への引き継ぎや紹介を行うとしています。