長野県石油商業組合をめぐるガソリン価格のカルテル問題で、高見澤秀茂理事長が辞任し、後任に吉田興産の吉田和生さんが就くことになりました。

(記者)「こちらの会場で先ほどから県石油商業組合の総代会が行われています、出入り口は厳重に警備されていて、中の様子をうかがうことはできません」

県石油商業組合は長野市内で非公開で総代会を開きました。

出席者によりますと、高見澤理事長や平林一修専務理事など5人ほどが理事を辞任。

新しい理事長には、問題発覚後に北信支部の支部長となった吉田興産専務の吉田和生さんが就任しました。

(高見澤前理事長)「私はきょうをもって辞任することにしました、これからは吉田氏が新理事長ということで更なる信頼回復に努めてまいります」

この問題を巡っては、公正取引委員会が2025年11月、組合の北信支部による独占禁止法違反を認定し、排除措置を命令。

組合本部も事実上、容認していたと指摘されましたが、前理事長らは一貫して関与を否定していました。

総代会に出席した理事の1人は…。

(男性理事)「(理事長の辞任は)タイミング的にはもう少し早い方が良かったかな」

吉田新理事長は新たな体制で信頼回復を進めたい考えです。

(吉田新理事長)「透明性のある組合をつくっていきたいと思っている」

吉田新理事長は近く記者会見を開いて今後の運営方針などを説明するとしています。