(記者)「岩が落ちてきたのはあの山、アカマツが伐採され、山肌が見えている」

現場は市街地の東側に位置する里山で、10年以上前から松くい虫の被害が目立っていました。

今回落石があった斜面は、土砂崩れを防ぐための保安林になっていますが、松くい虫によってアカマツが枯れ、倒木の危険があったため、県が2025年、枯れ木を伐採。その後、山肌が出た状態でした。

(県担当者)「落石の想定は難しい、把握というか難しかった、あれだけの石が落ちてきたのは想定外、ビックリしました」

県は応急的な仮設工事を行い、今後、地質調査などを行い、防護策を検討するとしていますが、時期は決まっていません。

(住民)「(落石に)つながってますよね、松が枯れて根がなくなれば、地盤が弱くなるので、大雨が降ったらまた落石がくるのかな」

松くい虫による被害は、県内の広い範囲で起きていて、松本地域でも塩尻市や山形村などにも拡大しています。

県は「枯れ木の伐採と落石との因果関係は分からない」としていますが、抜本的な安全対策がすぐに行われる見通しは立っておらず、住民の不安は続きます。