特集は、全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病を患いながらも「生きること」を伝え続ける元教員の男性です。この春、仲間ととも挑んだのが「命のライブ」です。
佐久市の有坂栄康(ありさか・ひでやす)さん54歳。

およそ10年前、全身の筋肉が少しずつ動かなくなる難病「ALS=筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)」と診断されました。
今、動かせるのは、目と足の指先だけ。声も失いました。

視線の動きを読み取る装置などを使ってコミュニケーションを取ります。

教員だった有坂さんは、4年前に退職。子どもたちが大好きだった有坂さんにとって、苦しい決断でした。

有坂さんは、教育に携わってきた身として伝え続ける思いがあります。
有坂さん(※自動読み上げ音声):「しっかり生き切ろうと思う。持ち得たものを引き継ごうと思う」
県内各地での講演活動で命の尊さを伝え、本の執筆にも取り組みます。その一冊が「命は無常」です。

「誰もが必ず幸せになれます。体が動かなくても幸せを感じることができたからです。心のあり方で心の持ちようで幸せを感じることができたからです」(「命は無常」より)















