長野市の善光寺では28日、僧侶や関係者などおよそ50人が、新年を迎えるための大掃除「お煤(すす)払い」を行いました。
一年間の大掃除にあたる行事で、長い竹の先に笹をつけた「洒摩(しゃま)」と呼ばれるハタキなどで高いところのほこりを落とします。
そのあとは「ヌルデ」の枝で畳をたたいて、溜まったほこりを取り除いていきます。
円乗院の中島悠介奉行長は「仏様の部屋を掃除して、皆さんの願いがよどみなく届くように」と話していました。
善光寺ではこのあと松が飾られるなどして、年末年始の参拝客を迎える準備が整います。