2月に行われる衆議院選挙は、1990年以来36年ぶりです。2月の選挙に戸惑いもあるのが大学入試シーズンと重なる受験生たち、影響も出ています。


長野市の松代高校。およそ250人の生徒が在籍しています。

高校では、以前から主権者教育に力を入れ大学生による出前授業や模擬投票などを通じて選挙について学んできました。


そして、投票の機会を増やし、投票率アップにつなげようと、2024年の衆議院選挙や2025年の参議院選挙で校内に期日前投票所が設置されました。

生徒が投票立会人を務め、投票箱の施錠の確認を行うなど、選挙の運営にも直接携わりました。しかし、今回の選挙で校内への期日前投票所の設置は見送られました。


宮林正樹教諭:「受験シーズンになりましたので、どこの学校もそうだと思うが、自宅研修に入って生徒が学校に来なくなったので、運営は厳しいかなということでやめました」

松代高校の3年生は90人余り。その4割が就職希望者。一方で6割の生徒が進学を目指していて今が受験シーズンの真っ只中です。


試験に集中するため登校日は限られ期日前投票所の運営にあたる生徒を集めることが難しくなったのです。

3年生は:「試験日と投票日が重なったりすると、どうしても投票に行きづらくなるのかと思う」

3年生は:「進学のために勉強しなきゃいけないので結構忙しい」

3年生は:「勉強の方に集中しているので、選挙の情報がわからない、情報収集できなくて誰に入れようか迷います」

投票権を持つ18歳以上の生徒は80人いますが、受験シーズンと重なることや身近な学校で投票できないことに戸惑う生徒もいます。


3年生は:「高校でできないということで、ちょっとハードルが上がるかな。公共の場に行くことになるからどうしたらいいんだろうって、初めてなので少し不安」

それでも、これまでの授業などで学んだ一票の重みを感じながら、高校3年生は初めての投票に臨みます。

3年生は:「自分は前の選挙はできなかったんですけど、今回の選挙は18歳になったので参加してみようと思います。自分の一票で政治が少しでも動いてくれるといいなと思っています」

3年生は:「物価高対策とか期待したいです。これから一人暮らしとかするので、税金とかも軽くしてもらいたいです」