食品の製造販売などを手がけるサンクゼールが山ノ内町と連携し、長野電鉄湯田中駅前に期間限定の店舗をオープンしました。飲食店や土産物店が減少する中、地域のにぎわいの創出につなげたい考えです。

山ノ内町にきょう(9日)オープンしたのは、「サンクゼール・ワイナリー湯田中分店」。これまで展示室として利用されてきた旧湯田中駅舎の一角を活用し、3月22日までの期間限定で営業します。

昨年度は24万人が駅を利用し、観光客が増加傾向にある一方、飲食店や土産物店は減少し、いわゆる「夕食難民」も生じているという山ノ内町。
にぎわい創出に向けておよそ1年前に町がサンクゼールに提案し、実現しました。

山ノ内町 平澤岳町長:「昔は温泉街で栄えていたが、この20年間でどんどん廃れていった。(地元住民からは)自分が行きたいような店がほしいというリクエストがあったので、どういう会社と組めるか模索していく中で、サンクゼールと出会った」

一方、今回の出店はサンクゼールにとっても自社が抱える課題解決に合致するといいます。
本拠地とする飯綱町の本店は、グリーンシーズンに比べて冬の間は雪に覆われるため集客が落ち込むという課題があり、雇用の継続などでメリットがあるとしています。

商品は、人気のワインや出汁などおよそ200アイテム。
特に、インスタント食品やパックご飯などの商品を充実させ、その場ですぐに食べられるよう電子レンジと電気ケトルも用意されています。

今年度は試験的な営業と位置づけていますが、サンクゼールでは、今後、町の特産品を使った商品開発なども進める計画です。












