大学生ら15人が死亡した軽井沢スキーバス事故から1月で10年を迎えるのを前に、長野県警が25日会見を開き、当時の捜査員が「絶対に立件しようという気持ちを自分に言い聞かせた」と事故を振り返りました。
事故は2016年1月15日の未明、軽井沢町の国道18号碓氷バイパスで、スキーツアーで県内のスキー場に向かっていた大型バスが崖下に転落したもので、大学生など15人が死亡し、26人が重軽傷を負いました。
1月で事故から10年という節目を迎えるにあたり県警が、事故の風化を防ごうと長野市で会見を開き、捜査に携わった警察官が当時を振り返りました。

県警・松島敏史(まつしま・としふみ)交通部長(当時・交通指導課管理官):
「現場を直接見て、運行管理の実態が徐々に明らかになっていくことを信じて、絶対に立件しようという気持ちを自分に言い聞かせながらやっていた」













