年末年始に発熱する人が増えて医療がひっ迫するのを防ごうと、諏訪地域では新型コロナウィルスの抗原検査キットが無料で配られることになりました。

13日夜、諏訪市と岡谷市、それに諏訪郡の3つの医師会が会見で明らかにしたもので、12月30日から1月3日までの5日間、諏訪湖畔の旧東洋バルヴ跡地で毎日60セットを配布します。

対象は発熱などの症状がある諏訪地域6市町村の住民で、持ち帰って自宅での検査・療養を促すほか、休日の当番医以外に「発熱外来を専門に担当」する新たな当番医も設置します。

コロナとインフルエンザが同時流行した場合、諏訪圏域では1日1,200人の感染者が推定されるということで、医師会では「年末年始の医療ひっ迫を回避するために住民の協力をお願いしたい」と呼びかけています。