クマの捕獲件数が増加する中、クマ肉を使ったジビエ料理の講習会が25日、長野県木島平村の高校で開かれました。

蒸したてのシュウマイに、具材たっぷりの味ご飯。



これらの料理すべてに食材として使われているのは、クマ肉です。

木島平村の下高井農林高校で行われたジビエ料理の講習会。

2年生26人が、クマの肉を安全に調理する方法を学ぶもので、猟友会が捕獲したクマが使われました。

講師として招かれたのは、中華料理店のシェフ。

野沢温泉村中華料理「寿限無」シェフ富井千尋さん:
「多分、内ももなので、そんなに硬くないと思うので、このまま切って、あとで叩いてください」

生徒たちは、初めてのジビエ肉の調理に苦労しながらもグループで協力しながら取り組んでいました。

参加した高校生:
「形を整えるところが、本当に難しいです」

作業すること2時間半、クマ肉とシカ肉を使った4品が完成しました。