南信州特産の「市田柿」の出荷が24日から始まりました。

市田柿の初出荷が行われたのは、長野県豊丘村のJAみなみ信州の集荷場で、飯田下伊那地域で生産された390ケースが持ち込まれました。


集荷場では検査員が一つひとつ品質を確認した上で、段ボール箱に詰め、東京や大阪などへ出荷しました。

JAによりますと、2025年は収穫の段階から大玉で糖度が高く、より甘い干し柿に仕上がっているということです。


JAみなみ信州・果実柿課 米山直樹さん:
「甘くてもっちりしたおいしい市田柿が仕上がっていると思います。年末年始だけでなく、たくさん市田柿をお召し上がりいただければと思います」

JAでは、2024年を上回るおよそ1120トンの出荷を見込んでいて、台湾や香港など、海外への輸出も予定しています。