長野市で、27日から飲食店を巡って楽しむイベントが始まりました。コロナ禍以降、店も変わる中、今年からエリアを拡大し名前も新たに開催されています。

山崎彩奈キャスター:「長野市の権堂アーケードです。権堂・西鶴賀・東鶴賀の飲食店をはしごしてお得に楽しめるイベントが開かれています。このイベントの参加店舗は30店舗。早速参加店を取材します」


鶴賀エリアの活性化を目的に、多くの飲食店をめぐってほしいと始まった「つるが乾杯バル」。5枚つづりのチケットを購入し、参加店で1000円相当のチケットを1枚渡すと、それぞれの店舗のおすすめ料理と飲み物のセットが通常よりお得に提供されます。

イベント参加店の一つ、10月オープンしたばかりの「&sugar(アンドシュガー)」。


丸い粒が連なった見た目の香港発祥のスイーツ「バブルワッフル」の専門店です。
きっかけをまとめた動画が、SNSで話題に。120万回以上再生され、動画をみて店に来たという人も増えているといいます。


「値段の決め方さえわからない。どうやって店をやるんだろうから始まってはいるんですけど(客の)わ~っていう声が本当にうれしくて。もうそれを言ってもらって、(店を)やってよかったな」


今回のイベントでは、通常1300円ほどの「バブルワッフルとドリンクのセット」を、1000円相当のチケット1枚で楽しめます。

&sugar:「つるが乾杯バルを通してみなさんにバブルワッフルを知ってもらいたい」

コロナ禍以降、店も入れ替わる中でエリアを拡大して開かれている今年のイベント。今回は、権堂だけでなく、西鶴賀と東鶴賀までエリアを広げ、期間も6日間にわたって開催されます。


権堂バル街イベント実行委員長 村松博樹さん:「東鶴賀周辺も新しい店が増えてきたので、鶴賀エリア一体がにぎわってほしい。コロナ禍が3年も続いて、その間に店舗もかなり減り、街の様子もかなり変わった。このイベントがきっかけで客が街を出歩くようになってもらいたいと願っている」

30の店が参加する「つるが乾杯バル」。東鶴賀にある「中華そばえど家(や)」は、対象エリア拡大に伴って加わりました。


今回は、通常1300円ほどの「ラーメンとドリンクのセット」(※ビールは缶で提供)を、1000円相当のチケット1枚で楽しめます。


えど家 小島章宏店長:「お客さんの流れが変わってきている。権堂・鶴賀エリアが盛り上がるため、このイベントをきっかけに通常営業のときも来てもらえればいい」

「つるが乾杯バル」は11月1日まで開かれています。